鵜の木便り

東急多摩川線好き過ぎて沿線の日常を報告しちゃいます。

多摩川線愛好家にとって避けられないテーマ!「蒲蒲線」について考える

多摩川線とその沿線風景を愛する当ブログにとって、目下最大のテーマは「新空港線」(いわゆる蒲蒲線)です。


個人的には、現在考えられている「蒲蒲線)は実現が極めて難しいと考えています。


ただ、難しい、難しくない、の話をする前に、そもそも要らないんじゃないか?という話をします。


蒲蒲線は、現在徒歩で15分ほど離れている、京急蒲田駅と東急蒲田駅を繋ぐ線のため、蒲蒲線と呼ばれています。


京急羽田空港に繋がっているため、京急蒲田駅と東急蒲田駅が鉄道で繋がれば、羽田空港から、東急及び東急と乗り入れている各線へのアクセスが便利になる、と言うものです。


それ自体を否定するつもりはありませんが、東急蒲田駅から繋がっているのは、東急多摩川線で、東急多摩川線は、蒲田駅多摩川駅を結ぶ7駅、片道10分程度の大変短い支線です。


羽田空港から各地へのアクセスが便利になる、と言っても、直通で多摩川駅まで行ける、ということなのであれば、数千億円にも上る税金を投入する価値があるとは思えません。


多摩川駅から先も直通にして、羽田空港から東急東横線に直接出られたら便利になる、という話だとは思うのですが、もしそういう話なら、羽田空港から、横浜や、渋谷に乗り換え無しで行くことができます。


しかし、ここで考えてたいのは、既存の京急電車で、横浜であれば既に直通ですし、渋谷ではないものの、品川にも直通しています。


品川が渋谷になったとして、そこに数千億円の税金を投入する価値があるのでしょうか?


ということで、数千億円の税金を投入したところであまり有益に思えない上に、そこに加えて、既存の東急多摩川線沿線の住民にとって不便になるため、ますます不要です。


少し長くなりましたので、次回以降に譲りますが、蒲蒲線は「区民40年の夢」などと言われているそうですが、40年前に現役バリバリだった30代、40代だった方は、今70代、80代になっているはず。


数千億円を投じ、そう言った方々の夢を叶えるより、より優先度の高い政策課題があるんじゃないか?と思うのは比較的妥当なのではないかと考えています。


時々、つらつらと蒲蒲線についつ論じたいと思います。


#東急多摩川線

#蒲蒲線

#蒲蒲線不要