【当ブログが補欠選挙について書く理由】
前提の確認ですが、当ブログは筆者の東急多摩川線への愛をつづるものであり、政治的な主張を行うことを目的としていません。
が、大田区長や大田区議会、あるいは東京都知事、都議会の存在、意向は「新空港線(蒲蒲線)」の行方に少なからぬ影響を与えるます。新空港線の行方は、東急多摩川線の在り方とも切っても切り離せない関係にあります。
このような理由で、今回は、東京都議会大田区選挙区の補欠選挙について書きます。
【補欠選挙が行われる理由】
今回、都議会大田区選挙区で補欠選挙が行われるのは、先に行われた大田区長選挙に、都議会議員2名(鈴木あきまさ氏、もり愛氏)が辞職して出馬したためです。従って今回の補欠選挙は2名を選ぶ選挙となります。なお区長選は鈴木氏が当選し、森氏は落選しました。
【立候補者】
2名の定員に対し立候補者は6名となっています。
6名は以下の通り(”→”は新空港線の整備推進に対するスタンス)。
・おくもとゆり(都民ファーストの会)
→賛成
・鈴木あきひろ(自民党)
→賛成
→賛成
・もり愛(無所属)
→見直し
・みぞぐち晃一(無所属)
→見直し
・原忠信(区民ファーストの会)
→賛成
※新空港線に対するスタンスはNHKの解説ページを参考に記載しています。
東京都議会・大田区選挙区の補欠選挙 候補者の主張は?【詳しく】 | NHK
【もり愛氏の立候補について】
ご覧の通り、もり愛氏が立候補しているのですが「自らが他の選挙(大田区長選)に出馬するために辞職したことによって生じた補欠選挙に立候補できるのか?」と思ったのですが、地方議会ではOKのようです(国政選挙ではNG)。知りませんでした。
【都議会と都議会大田区選挙区】
ちなみに都議会ですが定数は127議席。大田区選挙区の定数は7で、世田谷区の8に次いで2番目に大きい定数です(大田区の他に、練馬区も定数7)。前回2021年に行われた都議会議員選挙で当選したのが次の7名です(所属会派は当時。得票数順に記載)。
・藤田綾子(共産)
・松田龍典(維新)
・斉藤里恵(立憲民主)
・勝亦聡(公明)
・玉川英俊(公明)
【最後に】
都議会選挙の補欠選挙であり、国政選挙に比べると注目度は低いですが、大田区民にとっては有権者として民意を表現できる場であることには変わりません。納得のいく一票を投じましょう。
写真:鵜の木駅には日本維新の会細田候補の選挙事務所が設置されています(注記:当ブログが特定の政党、或いは候補者を支持、応援するものではありません)