鵜の木駅前の中華料理屋「鵜の木餃子坊」のシャッターが降りていました。情報によると、一時的な休業ではなく、閉店とのことです。
この隣には同じく中華料理屋の「嘉宴」があります。
同じ通りに並んで中華料理屋があるということで、鵜の木駅前中華料理屋対決の様相を呈していた訳ですが、嘉宴がその強さを見せつけた形となりました。
今回閉店した「鵜の木餃子坊」は、2年ほど前まで中華まん専門店だったのを、餃子専門店に衣替えしたものと記憶しております。
いずれにせよ、いわば「総合中華料理店」である嘉宴に対し、中華まん、そして餃子と、得意分野を尖らせて挑んだものの、どちらを以てしても、嘉宴の牙城を崩すことは難しかったということか。
ただし、消費者の視点から見ると、少なくとも鵜の木餃子坊について言えば、餃子専門店と言い切れるほど餃子に特化したわけでも無く、ラーメンなどのラインナップも揃えており、尖らせ方が中途半端に終わっていた感も否めないかと。
つまり、得意領域特化戦略が失敗したわけではなく、そもそも得意領域に特化しきれていなかった可能性がある、ということです。
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