2023年4月23日に、大田区長選挙の投開票が行われます。区長選挙の争点は、当然ながら多岐に渡りますが、当ブログでは、当ブログが愛してやまない東急多摩川線の行方がどうなるのか?にフォーカスしていきたいと思っています。
東急多摩川線がどうなるのか?その問いを具体的にすればつまり「新空港線が推進されるのか?されないのか?」ということになります。
従って、現時点で立候補を表明している、区長候補それぞれの新空港線に対する態度をまとめてみたいと思います。立候補の表明については不正確な可能性があるのでその点はご承知おきください。また各候補者の立場についても、ざっと流し読みしたところで感じ取ったというレベルなので、正確な情報は各自で責任を持って収集していただくようにお願いいたします。
先に結論めいたものをお伝えすると、新空港線の整備に対する積極性という観点で(私が個人的に)図ると、次のようになると思います。
鈴木候補(仮)>森候補(仮)>岡候補(仮)
それでは、各候補者の新空港線の整備に対するスタンスについて、私なりにまとめてみましたので、参考にしてください(繰り返しますがあくまで参考に留めていただき、投票するしないの判断含め、責任はご自身でお願いいたします)。
・鈴木あきまさ候補(仮):推進の立場
「鈴木あきまさ6つのチャレンジ」の内、2番目に『「おおた」の「都市力」「魅力」を向上』を掲げており、その中で「新空港線の整備を契機とした沿線地区のまちづくり」を記載されています。
・岡たかし候補(仮):反対の立場
「岡高志の掲げる主な政策」が5つあり(「お・か・た・か・し」で始まる政策)、その中で「か」で始まる政策として「かまかま線の無駄遣いストップ」とあります。「かまかま(蒲蒲)線」とはすなわち新空港線のことなので、新空港線の整備には反対の立場と捉えることができます。ただし「無駄使い」ではなく、有効な支出であれば賛成と捉えることもできますし、他の記述などを見ると、何が何でも絶対反対という立場とも言えないように思います(後述する森候補(仮)と同様、大田区が過剰に費用を負担するのは受け入れられないというスタンスに近い様に思います)。
参考
選挙特設ページ - 大田区長選挙に再挑戦!岡高志(おかたかし)東京都大田区 行政書士事務所
・森あい候補(仮):条件付きで賛成の立場(現状のままだと反対)
森候補(仮)については、新空港線の整備費用は(基礎自治体である)大田区よりも広域自治体である東京都や鉄道事業者が応分の負担をするべきではないか?という立場で、現状の大田区の負担割合が、本来あるべき負担割合よりも高い点を指摘しているようですが、恐らく負担割合が適正化されることを条件に賛成なのではないかと推測しております。
参考
ということで、現時点で私が区長選挙に出馬することが確認できた候補については、それぞれの新空港線の整備に対するスタンスを簡単にまとめてみました。当たり前のことですが、大田区が抱える課題は何も新空港線の整備についてだけではありません。
ただこのブログは新空港線とは切っても切り離せない関係にある、東急多摩川線を愛するがゆえに存在しているので、数ある大田区長選挙の争点の中でも、特にこの新空港線の整備に関する話題をピックアップしております。その点、ご理解いただければと思います。
次回以降は、各候補者の主張について、もう少し深堀してみていきたいと思います。